お金に困らない老後のために今すぐやるべき「資産寿命」を延ばすための方法とは

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「寿命」よりも「健康寿命」が大切だと言われますが、「健康寿命」よりも「資産寿命」が短かければセカンドライフ(老後)を楽しむことはできません。この記事では「資産寿命」を延ばすために、今からやっておくべきことについて解説していきます。

そもそも「資産寿命」とは

近い将来、日本人の平均寿命は100歳を超える可能性が出てきました。世間では人が生まれてから他界するまでの期間を示す「寿命」とは別に、元気に暮らすことができる期間として「健康寿命」という言葉が広く浸透してきましたが、最近では「資産寿命」という言葉を耳にすることが増えてきました。

「資産寿命」とは「保有する資産がゼロになるまでの期間」を意味しており、この「資産寿命」が「健康寿命」や「寿命」よりも短いと、老後の人生(セカンドライフ)は厳しいものとなる可能性が高まります。

現在の日本の法律では「寿命」をコントロールすることは困難です。従って、セカンドライフをハッピーに過ごせる環境をつくるためには「健康寿命」だけではなく「資産寿命」を可能な限り引き延ばす努力が必要となります。

「健康寿命」の延ばし方については医学の専門家にお任せするとして、金融の専門家である私は「資産寿命」を延ばすためのいくつかのポイントについてお伝えしていきます。

現役時代に「必要な老後資金」を把握

「豊かな老後を過ごすためには1億円は必要です」なんて話を耳にすると、「そんなの無理に決まっている」と諦めてしまう人も多いのではないかと思います。最初に申し上げておきますが、60歳以上の人の平均貯蓄額は総務省統計局による「家計調査」の数字から見ても2500万円程度であり、この2500万円という平均値はごく一部の富裕層によって大幅に引き上げられた結果に過ぎません。

公益財団法人「生命保険文化センター」が行った「生活保障に関する調査(平成28年12月発行)」によると、ゆとりある夫婦二人の老後生活費の平均は月間34万9000円という調査結果となっており、最低日常生活費の平均値は月間22万円となっています。

また、厚生労働省の「国民生活基礎調査(平成28年)」によると高齢者世帯の公的年金所得は年間201万6000円となっていることから考えると、夫婦二人が最低限必要な毎月の生活費としては公的年金以外に6万円程度、豊かに過ごすためには毎月17万円程度の自己資金が必要だということになります。60歳から65歳までは年金が支給されないことを考慮すると、100歳まで生きるなら少なくとも3100万円程度の老後資金は必要だということになります。

ただし、これらの数字もあくまで平均値からの計算であり、都内に住んでいる人と地方に住んでいる人とでは家賃や物価に違いがありますし、現役時代に住宅ローンを完済している持家世帯と賃貸世帯では固定費に差が出るはずです。

まずはご自身の年金受給予定額を「日本年金機構」から毎年送られてくる「ねんきん定期便」などで確認し、老後に必要な生活費として年間いくら足りなくなりそうかを把握しておきましょう。

現役世代に非課税制度で資産を形成する

「資産寿命」の長さに最も影響を与えるのが資産の大きさです。ただし、60歳までに形成できる金融資産の大きさは家計収入の大きさに必ずしも比例する訳ではなく、平均的な年収でも大きな金融資産を形成する世帯もあれば、それなりに高い年収にもかかわらず、気がつけば負債のほうが大きかったという世帯もあります。

限られた収入のなかから大きな金融資産を形成するには単純な足し算による運用である「貯蓄」だけに頼るのではなく、掛け算で運用する「投資」を行う必要があります。ここで言う「投資」とは、「借金をしてアパートを経営しろ」とか、「有り金を仮想通貨に注ぎ込め」というような無茶なリスクを負うようなものではなく、日本政府が国民の老後資金の形成を目的に考えた「iDeCo」や「つみたてNISA」などの非課税制度の利用を意味しています。

「iDeCo」や「つみたてNISA」は毎月少額の資金を国際分散投資による長期積立によって、60歳までに大きな金融資産を形成することを目的とした制度です。毎月数万円をコツコツと世界経済の成長を信じて積立てることさえ続けていれば、特別な金融知識や投資のセンスなどは全くなくても十分な老後資金を形成することが可能です。「iDeCo」と「つみたてNISA」を利用した老後資産のつくりかたについては以下の記事で詳しく解説していますので、是非ご覧下さい。

この記事では「iDeCo」と「つみたてNISA」のメリットやデメリットについて説明し、これらを組み合わせて利用することで計画的に老後資金を積み立てていくための具体的な方法について解説しています。

60歳を過ぎても稼ぐことを考えて準備

60歳で定年退職をむかえても65歳までは再雇用によって仕事を続けることができる人は、収入が半減したとしても仕事を続けることをお勧めします。退職してから最も経済的な負担になるのは社会保険料です。これまでは会社が半分負担してくれていた健康保険も自分が全額支払うとなれば、かなりの高額となります。年金の受給まで最低でも5年はありますが、この5年間に個人資産を大きく取り崩してしまうと「資産寿命」は急激に短くなってしまいます。

再雇用が難しい職場にお勤めの方は、今のうちに転職を考えるか、60歳以降も稼げるような副業をスタートすることをお勧めします。人生100年時代の60歳はまだ働き盛りと言える年齢であり、働かないで残りの40年を過ごすという考えは捨てて、毎月数万円でもかまいませんので、なるべく長い間稼ぎ続ける方法を考えておきましょう。毎月数万円の収入があれば、「資産寿命」を何年も延ばすことが可能となります。

60歳までに営業マンとは縁を切る

今から申し上げることは、金融業界に30年以上もお世話になった私の口から申し上げて良いことなのかは判断の難しいところなのですが、結論から申し上げますと、老後は銀行、証券会社、保険会社(販売代理店を含む)、郵便局、販売系FPなどが勧める金融商品には絶対に手を出さないことが重要です。

金融機関にとって60歳を過ぎた人は全て「カモ」に見えています。銀行の窓口では外貨建ての保険商品や数年先には乗り換えることを前提とした高い手数料の投資信託を売り付けてくるでしょうし、保険の代理店に行けば支払金額の20%から30%程度が保険会社の取り分となるような保険などを売り付けてくるでしょう。実際には日本の健康保険制度は優秀ですから高額医療費については心配する必要はあまりなく、ましてや保険で資産運用などしても儲かるのは保険会社ばかりです。

老後は運用しながら取り崩す

60歳を過ぎたからと言って資産運用を直ちにストップする理由はありません。むしろ60歳を過ぎても「資産寿命」を延ばすために資産運用は必要です。金融資産の全てを普通預金や定期預金で運用するのはもう少し先延ばしにして、資産を運用して増やしながら取り崩していくことを心がけましょう。

だからと言って、証券会社や郵便局、銀行の窓口の担当者などの口車に乗せられて、よく分からない金融商品に手を出してはいけません。これまで自分がやってきた資産運用の方法は変更せず、リスクだけを小さくするするような運用に切り替えていきましょう。この時に注意してもらいたいのは、自分が80歳を過ぎた時のことを考慮して、低リスクかつシンプルで換金性が高い資産運用に一本化しておくということです。

運用はシンプルにロボアドで一本化

最も簡単にハイレベルで低リスクな運用を80歳まで続ける方法は、ロボットアドバイザー(ロボアド)を利用することです。現役世代のうちに「iDeCo」や「つみたてNISA」での運用と平行し、10万円程度でもかまいませんのでロボアドでの運用を経験しておけば、60歳を過ぎてからの運用はロボアドに一本化することが可能となります。数あるロボアドの中から老後の利用を考えて選ぶなら、「ウェルスナビ」が最適です。

「ウェルスナビ」は巨額な資金を運用する機関投資家が利用している運用アルゴリズムを個人投資家が少額から利用できるようにしたサービスで、世界50カ国の株式市場や債券、不動産、金(ゴールド)などに分散投資することで、世界経済の成長に連動した運用を行う日本最大規模のロボアドです。

「ウェルスナビ」は投資一任契約によって自動で売買を行いますので、利用者が投資判断を行う必要はありません。イメージとしては大手証券会社が提供している「ファンドラップ口座」のオンライン版であり、オンライン上のサービスだからこそ「ファンドラップ口座」よりも低コストで同等のサービスを提供することができる訳です。

「ウェルスナビ」では利用者のリスク許容度を5段階に分類して運用しており、20代、30代の運用ではリスクが最も高い「リスク5」や「リスク4」での運用で、年率5%~7%前後のリターンを狙うのがお勧めですが、リスク許容度は年齢と共に引下げていき、60歳までには「リスク1」の安定運用まで引下げておくようにします。「リスク1」の運用の場合、投資対象は債券が中心となりますので資産の変動率は小さくなり、大きなリターンを狙う必要がない60歳からの安定運用には最適です。

老後資産の一部を「ウェルスナビ」などのロボアドで運用して安定的なリターンを狙うことで「資産寿命」を数年単位で延ばすことは可能です。老後資金をただ取り崩すだけではなく、増やしながら取り崩す手段として、いつでも出金できるロボアドの利用は最適です。できればロボアドの利用は60歳からではなく、少額でいいので今からでも利用をスタートし、ロボアドでの運用に慣れておくことをお勧めします。「ウェルスナビ」についての詳細は以下の記事でまとめてありますので是非ご覧下さい。

数あるロボアドのサービスの中で、ウェルスナビは預かり資産、利用者数においてNo.1のトップブランドであることは間違いありません。今回はウェルスナビのサービスの特徴や、ウェルスナビのメリット・デメリットについて解説していきます。

まとめ

「資産寿命」を延ばすには60歳以降も収入を得る方法について現役世代から考え、準備しておく必要があります。老後の収入は現役時代の半分以下で十分です。毎月数万円の収入によって「資産寿命」を10年以上引き延ばすことも可能ですので、無理して大金を稼ぐことを考える必要はありません。

60歳を過ぎても資産運用を続けることで増やしながら取り崩すことが可能となります。ただし、資産運用の方法は現役時代に「iDeCo」や「つみたてNISA」で実践してきた国際分散投資を基本とし、株式運用の比率は1割から2割程度までとして先進国の債券や国債などの運用比率を高めるポートフォリオにして低リスクの運用を心がけましょう。

年齢と共に体力だけではなく判断力も衰えることを考慮し、煩雑なポートフォリオ運用をロボアドに任せてしまうという選択肢もあります。現役時代からロボアドの運用に慣れている人であれば、セカンドライフの資産運用を安心してロボアドに任せることができるでしょうでしょう。

退職金や「iDeCo」による年金の一括受け取りなどにより、まとまった資金を手にしたからと言って、郵便局や銀行、証券会社に相談するようなことは避け、自分が今までやってきた運用をベースに「資産寿命」を延ばすことが重要です。

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