FX会社選びの最終結論|FX業界の中の人が友達に勧めるならこの2社しかない理由

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FX業界ではスプレッドの縮小競争も終了し、売買高や預かり資産のランキングもほぼ固定化されています。世の中にはFX会社のランキングサイトが沢山ありますが、その中には首をかしげたくなるようなランキングになっているサイトが意外に多いような気がします。

FX会社を3つのランクに分類すると、「この会社をあえて選ぶ理由がない」と思える底辺ランク、「それぞれ一長一短はあるものの総合的に見ると標準的なサービスを提供している」と思える標準ランク、「ほとんどのユーザーが満足できるだろう」と思える最優秀ランクに分けることができます。

もし私が、親しい友人からおすすめのFX会社を紹介して欲しいと言われれば、当然ながら最優秀ランクの会社を紹介しますが、取引する通貨や取引手法によっては標準クラスの中から選ぶ場合もあります。

今回はまったくのFX初心者がFXデビューをする際に、自信を持っておすすめできるFX会社とその理由について解説していきます。

財務的な余裕のあるFX会社を選ぶ

歴史のある銀行や証券会社とは異なり、FX会社の歴史はせいぜい20年程度しかありません。日本のFX取引の起源については諸説ありますが、香港やシンガポールなどで行われていた外国為替の証拠金取引を真似て、いくつかの会社が日本でFX会社の営業を始めたのが1998年前後です。

当時は証拠金取引というルールが商品先物取引と同じであったことから、商品先物会社が片手間に始めたビジネスでした。このことがどのように間違って伝わったのかは不明ですが、韓国では今でも商品先物取引業の登録を持っていない会社がFX取引の営業をすることを禁止しています。

マネーパートナーズは北辰商品(後に北辰物産に吸収)から、外為どっとコムはオリエント貿易(現在はエイチ・エス・フューチャーズ)からそれぞれスピンアウトした会社です。このように母体が明確な会社とは異なり、母体の良く分からないFX会社があちらこちらで不健全な営業をしていた時代もありました。

現在では金融庁の監督のもと、不健全な営業をする会社は撲滅されていますが、自分の大切なお金を預ける訳ですから、誰だって少しでも財務的に余裕のある会社を選びたいですよね。

FX会社の財務的な健全性を判断する基準として、FX各社は「自己資本規制比率」という数字を四半期ごとに公表しています。細かい説明は省略しますが、この数字が120%を割り込んだFX会社は業務改善命令を受け、100%を割り込むと営業停止あるいは登録取り消し処分となります。

大きな資金を預けるなら、この自己資本規制比率の数字が300%を大きく下回っている会社は避けたほうがいいでしょう。数あるFX会社のランキングサイトの中には自己資本規制比率が140%前後の会社をTop10の中に選んでいるようなサイトがありますのでFX会社を選ぶ時にはその会社のホームページで自己資本規制比率をチェックするようにしておきましょう。

取引量が多い会社を選ぶ

店頭取引の特殊性

ほとんどの方はご存知ないことだと思いますが、取引所取引では会社の取引量が多いほど売上は増えるのが普通ですが、店頭取引では必ずしもそうはなりません。

取引所取引では全ての会社は顧客からの注文を取引所に流します。取引所は全ての会社から流れてくる注文を付け合わせることによって注文を成立させていきます。それに対して店頭取引では顧客からの注文は会社が相手方となって成立させますので、顧客の買い注文には会社が売り注文をぶつけて成立させ、顧客の売り注文には会社が買い注文をぶつけて成立させています。

しかし、このようなことを続けていると、「顧客の利益は会社の損」、「顧客の損は会社の利益」という利益相反の状態となるだけでなく、会社は非常に大きな単位で為替取引を行うことになり、少しの為替変動で会社の資産が消えてしまうような事態になってしまいます。

そこでFX会社は顧客の相手方になって引き受けた注文を直ちに銀行へ投げてしまいます。このように顧客からの注文をそのまま銀行に投げる取引をカバー取引といいます。FX会社は常にカバー先の銀行から取引レートの提示を受けており、そのレートに自社の利益を上乗せしたレートを顧客に提示しています。

例えばカバー先の銀行から1ドル=113円10銭の買いレートが提示されているとすれば、顧客には1銭の利幅を乗せて113円11銭の買いレートを提示します。顧客がこのレートで買ってくれれば、FX会社は直ちに銀行にカバー取引を行い、1銭の利益を手にすることができます。

ところがこのカバー取引は1回のカバーで取引できる上限が銀行ごとに決まっており、大きな注文ほど提示されるカバーレートがFX会社にとって不利な条件になってくるのです。例えば、100万ドルの買い注文なら113円10銭ですが、300万ドルの買い注文なら113円13銭というように大きな注文ほど条件が悪くなっていきます。カバー先銀行は一度に大量の注文を受けるリスクを提示プライスに乗せている訳です。

カバー取引技術が公正さを生む

このように、FX会社としてはたくさん取引してもらいたいのですが、一度に大量の取引が集中すると銀行からの仕入れ値が悪化してしまい、儲けがなくなってしまったり、時には損失を出してしまうというジレンマに陥ります。

このジレンマを解消するために上位のFX会社はカバー取引手法を磨き上げてきました。カバー取引手法が洗練されているFX会社はスプレッドを縮小しても薄利多売で儲けを確保できますが、洗練されていないFX会社は薄利多売では収益が確保できないため普段から広いスプレッドしか提供できなかったり、普段は狭いスプレッドを見せておいて、いざという時にはスプレッドを広げたり、大口顧客の取引に制限をかけたりして注文の集中を避けています。

大量の注文をさばけるFX会社は個別の顧客注文を狙ってプライスを動かすようなことをする必要がないため比較的フェアなプライスが提示される傾向が強く、システム的にも十分な処理能力を持っていると考えていいでしょう。

スワップポイントが安定的に良い会社

FX取引には二国間の金利差を日々の金銭のやり取りで精算するというルールがあり、このルールでやり取りされる金銭をスワップポイントと呼んでいます。高金利の通貨を買い持ちしている人は毎日スワップポイントを受け取ることができますし、逆に高金利の通貨を売り持ちしている人はスワップポイントを毎日支払うことになります。

本来、スワップポイントは二国間の金利差を反映して決められるものですから通貨ペアの組み合わせによってスワップポイントの理論値は決まっているのですが、実際のスワップポイントは銀行によって偏りがあります。既に説明したようにFX会社は顧客からの注文をカバー先の銀行に投げてしまいますので、FX会社はカバー先の銀行(正確にはプライマリーブローカーと呼ばれるポジションを預けておく銀行)からスワップポイントを受取り、それを顧客のポジションに合わせて分配しています。

日本のFX会社がプライマリーブローカーとして利用しているのはUBSやドイツ銀行などといった一部の外銀に集中しています。従って、多くのFX会社が似たようなスワップポイントになっているのですが、そんな中でも極端にスワップポイントの悪い会社があります。このようなケースは銀行から受け取ったスワップポイントをそのまま顧客に分配せずに会社の利益として一部をFX会社が受け取っている場合がほとんどです。

スワップポイントからいくらピンハネしようがFX会社の勝手であり、顧客に文句を言う権利はありません。だからこそFX会社を選ぶ際にはスワップポイントをよく見てから判断するようにしましょう。

取引ツールや各種手数料はほぼ同じ

FX会社の取引ツールや各種手数料については取引高の上位10社で見る限り、大きな差はなく、特にツールについては好みの問題だけです。現在、FX会社への注文の7割から8割はスマホからの注文であり、スマホアプリの機能についてはどの会社も工夫を重ねてきた結果、現在はどこも似たような機能を搭載しています。

PCではマニアックな取引ツールがあり、一部のマニアには好評ですが、FX取引の初心者には扱えないツールです。上級者に成長するまではシンプルな操作性を重視しておくことが重要です。また、取引手数料についてはどのFX会社でもゼロ円になっていますので比較する意味がありません。

全ての条件を満たすFX会社

取引量で見た場合、GMOクリック証券が常にトップの座を独占しています。矢野経済研究所が毎月発表している調査データによると2017年9月の売買高トップはGMOクリック証券の7971億通貨ペア、2位がDMM.com証券の6564億通貨ペアとなっており、この2社が日本のFX取引のTop2という状態が長く続いています。

3位はYJFXなのですが、2773億通貨ペアとここからは一気に取引量が小さくなっており、越えられない壁がここに存在していることは明らかです。これらのデータからも分かるように、大量の注文を処理する洗練されたカバー取引の技術という点ではGMOクリック証券とDMM.com証券の2社が圧倒的に優れています。

スワップポイントについてはDMM.com証券が常にトップクラスで安定しており、文句のつけようがありません。次にYJFX、GMOクリック証券が続きます。スプレッドではGMOクリック証券とDMM.com証券は常に業界で最も狭いスプレッドを提供し続けています。YJFXも同じ水準ですが、9時から3時までのコアタイム制ですので比較になりません。

2017年9月の自己資本規制比率はGMOクリック証券が470%、DMM.com証券が341%と問題のない水準を維持しています。

以上のことから、スプレッド、スワップポイント、取引量、財務基盤、品揃えなどの全ての点で最高レベルであるGMOクリック証券、DMM.com証券の2つのFX会社が初心者に自信を持って紹介できるFX会社であると言えます。

11月16日のロイターでもFX取引のレバレッジが10倍に引き下げられるという話が報道されていますが、取引所取引である「くりっく365」は規制の対象外のようです。

GMOクリック証券では店頭FX取引だけではなく、取引所取引である「くりっく365」の取引が手数料無料で利用できます。バイナリーオプションやCFD取引などでも業界トップクラスの実績を持っていますので、今のうちに口座を開設しておくといいでしょう。「くりっく365」につきましては以下の記事にまとめてあります。ご興味のある方は是非ご覧下さい。

FX取引のレバレッジ上限が10倍に引き下げられるというニュースを聞いて驚いた方もおおいのではないかと思います。ところが最近になって取引所取引の「くりっく365」は対象外だという話を耳にすることも多くなりました。そこで今回は、取引所取引「くりっく365」の特徴やメリット・デメリットについて解説していきます。

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