コロナショックから始めるウェルスナビ・テオ・マネックスアドバイザー【ロボアド運用実績比較】-運用メモ(2020年5月30日更新)

シェアする

アイキャッチ画像

当ブログではコロナショックの発端となる2020年2月後半から「ウェルスナビ」「THEO(テオ)」「マネックスアドバイザー」の3つロボアドを利用した積立投資をスタートしました。このページは3つのロボアドの運用状況を「運用メモ」として記録しています。

ロホアド運用実績比較の目的

当ブログでは、新型コロナウィルスの感染拡大に伴い世界の株式市場のトレンドが変わり始めた2020年2月後半から「ウェルスナビ」「THEO(テオ)」「マネックスアドバイザー」の3つロボアドを利用して積立投資をスタートする実験を開始しました。

この実験の第1の目的は、後に「◯◯ショック」と呼ばれるような株式市場の急落時においてもロボアドを利用した積立投資を継続していけば世界経済の成長にリンクしたリターンを獲得できることを証明することです。

そして第2の目的は、「ウェルスナビ」「THEO(テオ)」「マネックスアドバイザー」という3つのロボアドの特徴を実運用の結果から浮き彫りにすることで、ロボアド選びの参考にして頂くことです。

この実験は少なくとも10年以上の期間にわたって行うべきものであり、短期的な運用結果でロボアドの優劣を語ることは読者をミスリードしてしまう結果になるリスクがあります。

この「運用メモ」あくまで3つのロボアドの運用状況を記録して、然るべき時に振り返って検証するための単なる時系列での記録としてご覧頂ければ幸いです。

各ロボアドの利用者の想定と運用手法

「ウェルスナビ」と「THEO(テオ)」の場合

「ウェルスナビ」と「THEO(テオ)」は、優れた運用実績と低コストで定評がある米国のETFを投資対象としています。どちらのロボアドも国際分散投資による長期積立投資を前提としており、世界経済の成長にリンクした安定的なリターンを狙うロボアドとして人気を二分する存在となっています。

「ウェルスナビ」も「THEO(テオ)」も利用者は若年層が中心であり、資産運用の初心者が少額の資産から手間も時間のかけずに機関投資家と同等のハイレベルな運用を行うことができるのが最大の魅力となっています。

このようなことから今回の実験では「30万円の資金からスタートし、毎月1万円の積立を行う」というモデルで「ウェルスナビ」、「THEO(テオ)」の運用を比較していきます。

「ウェルスナビ」のサービスの詳細につきましては以下の記事でまとめてあります。

数あるロボアドのサービスの中で、「ウェルスナビ」は預かり資産、運用者数においてNo.1※のトップブランドであることは間違いありません(※一般社団法人日本投資顧問業協会「契約資産状況(最新版)(2019年9月末現在)」よりモーニングスター社調べ(2019年12月時点))。今回はロボアド「ウェルスナビ」のサービスの特徴や、「ウェルスナビ」のメリット・デメリットについて解説していきます。

「THEO(テオ)」のサービス詳細につきましては以下の記事でまとめてあります。

投資のプロである「機関投資家」が利用している最先端の運用ノウハウを1万円から利用できるTHEO(テオ)は、「スマートベータ戦略」でリターンの最大化に挑戦する「リターンにこだわる」ロボアドです。この記事では進化がとまらないTHEO(テオ)の最新情報や特徴をまとめ、THEO(テオ)のメリット・デメリットについてわかりやすく解説しています。

「マネックスアドバイザー」の場合

「マネックスアドバイザー」は世界的な運用会社であるブラックロックが運用する国内ETFを運用対象としており、「ウェルスナビ」や「THEO(テオ)」とは違ってリアルタイムな取引が可能です。

運用するポートフォリオには利用者の相場見通しをある程度までなら反映できますし、ブラックロックやマネックス証券の相場見通しを反映させることもできるという点で、想定される利用者は若年層で資産運用の中級者、あるいは資産運用を楽しみたいと考える初心者であると想像できます。

今回の実験ではある程度の売り買いを行いながらも毎月1万円の積立投資は必ず行うというモデルで他の2つのロボアドとの運用を比較していきます。

「マネックスアドバイザー」のサービスにつきましては以下の記事でまとめてあります。

ロボット・アドバイザーによる運用額は右肩上がりに増えてきており、2020年には1兆円~5兆円規模になるとも言われています。そして2017年10月25日にスタートしたマネックス証券の新しいロボアドであるマネックスアドバイザーはこの新市場の起爆剤となるかも知れません。

運用メモ

2020年2月28日から運用スタート

2月28日にクイック入金を利用してロボアドに入金し、以下のような状況から運用を開始しました。

それぞれのロボアドにおいてわずかながらの評価損益が発生しているのは数年前から10万円程度の資金を入金したまま放置していたところに20万円を追加入金して実験をスタートしたからです。金額的には無視できるレベルだと思いますので実験開始はこの状態からということでご了承下さい。

2020年3月16日のトータルリターンはマイナス10%超え

2020年3月21日のトータルリターンはマイナス20%近くまで

今回の実験では以下のような基本方針に従って運用していく予定です。

  1. コロナウィルスによる株価下落局面において、最終的に3つのロボアドそれぞれの運用金額が100万円程度になるように追加購入を行います。
  2. 追加購入のタイミングはトータルリターンがマイナス20%、マイナス30%、マイナス40%、マイナス50%になった時に相場状況を見ながら判断していきます。
  3. 「ウェルスナビ」、「THEO(テオ)」では追加購入と積立のみを行いますが、「マネックスアドバイザー」では毎月の積立以外にも相場の見通しによってETFの売買を行います。現在マネックス証券には100万円を入金しており、この金額の範囲で臨機応変に売買を行います。

「ウェルスナビ」と「THEO(テオ)」につきましてはトータルリターンがマイナス20%に近づいてきましたので追加購入を行いたいと考えています。ただし、「ウェルスナビ」と「THEO(テオ)」は米国市場のETFで運用するため投資判断からETFの買付までは1日のタイムラグが存在します。現在のような値動きの激しい状態では追加購入のタイミングは少し余裕を持つ必要がありそうです。

「マネックスアドバイザー」は国内ETFでの運用ですので相場の動きを確認しながら10万円程度の追加購入を行いって、他のロボアドの投資元本に合わせていきたいと思います。

「マネックスアドバイザー」で運用しているポートフォリオでは米国債の比率がやや高めとなっており、他の2つのロボアドに比べてトータルリターンの悪化が緩やかになっています。

このままでは相場が反発した時のリターンの戻りが他のロボアドよりも遅くなってしまうため、可能であれば先進国株と国内株のETFに対してのみ追加購入を行なってみたいと思います。

2020年3月24日の株価は急反発したので追加購入は見送り

前日のNYダウは582ドル安でしたが本日の日経平均は1204円高となり、上昇幅としては歴代9位となる大幅高となりました。このメモを書いている24日23時37分現在でNYダウも前日比1381ドルの上昇となっており、本日は各ロボアドにおける追加購入は見送るしかありません。

個人的には慌てなくても追加購入の機会はこの先にもありそうな気がしていますが、このまま反発してくれることを期待している方も多いだろうと思います。

このことは、2020年2月13日から3月17日の約1ヶ月間で「つみたてNISA」の対象となっている155本の投資信託には約1250億円の資金が流入しており、その前の1ヶ月間(1月20日から2月17日)の流入額(約665億)と比較して2倍弱の資金が流入していることからもよくわかります。

もちろん「つみたてNISA」の対象となっている投資信託は「つみたてNISA」以外の口座でも購入可能ですが、いずれにしても「コロナショック」による株価の下落をチャンスと考えて積極的に投資信託を購入している人が大勢いらっしゃることは間違いなさそうです。

◆ウェルスナビ

現在NYダウが急上昇していることから明日の朝のトータルリターンはかなり改善することが予想されますので「ウェルスナビ」と「THEO(テオ)」の追加購入は見送ります。

◆THEO(テオ)

◆マネックスアドバイザー

「ウェルスナビ」や「THEO(テオ)」とは異なり、「マネックスアドバイザー」は既に日経平均の上昇はリアルタイムで織り込み済みですので、トータルリターンはマイナス12%程度まで回復しています。

<メモ>:結局この日のNYダウは、史上最大の上昇幅となる2112ドル高で取引を終了しました(2020年3月25日追記)
 

2020年3月27日のトータルリターンは-10%程度に回復

 
コロナショックによって世界の株価は乱高下を繰り返す展開が続いています。現時点で底値を言い当てることは誰にもできませんが、長期的には世界経済は成長軌道に戻ると信じるインデックス投資家の資金は日経平均やSP500に連動する投資信託に流れ始めているようです。
 
 
上記は2020年3月27日の夜の各ロボアドの運用状況です。2月28日からのトータルリターンはマイナス10%前後となっており、追加購入するほどの下落幅ではありません。
 
「マネックスアドバイザー」は3月27日の東京市場の株価上昇を織り込んでいること、米国債への投資比率が他のロボアドよりも高いことなどからマイナス幅が最も小さくなっています。
 
「THEO(テオ)」はAIアシスト機能が2月に発動し、新興国株の比率が下がり、先進国株の比率が上がるなど、積極的にETFの入れ替えを行なっているようですが、「ウェルスナビ」はあまり細かな売買をしておらず、運用方針の違いは明確です(どちらが良いのかを判断するのは10年先くらいになりそうです)。

2020年3月31日のトータルリターンで差が出始める

「マネックスアドバイザー」は米国債への投資比率が高いこともあり、ベンチマークとなる日経平均やNYダウの下落率よりもかなり小さな下落率となっています。また、「THEO(テオ)」については2月末からの急落によって発動したAIアシストによってポートフォリオがやや保守的なものに変更されている効果が見られます。
 
※「THEO(テオ)」の元本が1万円増加しているのは31日に自動積立による入金があったため。
 

2020年5月30日:THEO(テオ)の出遅れが顕著に

東京都では2020年5月26日に「緊急事態宣言」が解除され、先進国の株式市場はコロナショックによる急落局面からの回復し、コロナショック前の株価水準に戻っています。
 
一方で、新興国の株式市場や国内外のREIT(不動産)については依然としてコロナショックからの立ち直りが見られておらず、「マネックスアドバイザー」と「ウェルスナビ」のトータルリターンはそれぞれ「-0.31%」、「-0.72%」となっています。
 
気になるのは「THEO(テオ)」のトータルリターンだけが「-3.01%」となっており、他の2つのロボアドよりも大きく出遅れていることです。
 
コロナショックによる急落局面でAIアシストが発動した「THEO(テオ)」は株価下落局面ではトータルリターンの下落幅をおさえることができが反面、株価上昇局面ではトータルリターンの上昇幅を引き下げてしまっている可能性が高いと考えられます。
 
 
スポンサーリンク|ロボアド

・スポンサーリンク|著者が利用しているロボアド

 

ウェルスナビ       (国内ロボットアドバイザーのトップブランド)

THEO         (リターンにこだわるAI搭載の最先端ロボアド)

マネックスアドバイザー(国内最安手数料「0.3%」のマネックス証券のロボアド)

 

 

シェアする

フォローする