毎日100円の積立投資を手数料無料のロボアド「投信工房【松井証券】」で行う手順

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手数料が無料のロボアド、「投信工房【松井証券】」を利用して、毎日100円という超少額による積立投資で「究極のドルコスト平均法」を実践する手順を実際の取引画面をご覧頂きながら解説していきます。松井証券のロボアド「投信工房」をご存じない方は以下の記事でまとめてありますので、是非ご覧下さい。

利用料が無料のロボアドサービスは役に立たないものがほとんどですが、松井証券の「投信工房」だけは私の周りでも利用している人が意外に多いこと驚いています。そこでこの記事では松井証券の無料ロボアドである「投信工房」のサービスをチェックしていきます。

口座開設は余裕をもって行う

「投信工房」を利用するには、松井証券で取引するための口座を開設する必要がありますが、松井証券のオンライン口座開設システムには本人確認書類、マイナンバーをオンラインでアップロードする仕組みがありません。口座開設には少なくとも10日前後の時間がかかりますので注意が必要です。

松井証券のオンライン口座開設画面で必要事項を入力すると、入力した内容が印刷された口座開設申込書が後日郵送されてきます(お急ぎの方は申込書を印刷して自分で送ることも可能です)。郵送されてきた口座開設申込書に自筆で署名し、同封されている返信用封筒を利用して本人確認書類とマイナンバーの写しとともに返送すると、数日後に審査が完了し、ログインに必要な情報が簡易書留で送られてきます。

◆追記と訂正(2018年1月4日)

松井証券のオンライン口座開設システムにおいて、本人確認書類、マイナンバーをオンラインでアップロードする仕組みが2017年12月30日より導入されました。今回のシステム改修により、今後はこれまでよりスピーディーな口座開設が可能となりますが、口座開設と同時につみたてNISAの口座を開設する場合はこれまでと同様に郵送によるやり取りが必要となります。

パスワードの変更と入金

松井証券の基本システムは「ネットストック」と呼ばれるシステムです。口座開設時の送られてきたログイン情報を最初に入力するのは「ネットストック」のログイン画面で、ログイン後にパスワードや取引暗証番号の変更を行った後、クイック入金を利用して取引口座に入金します。

ログイン後の画面最上部にある「口座管理」メニューをクリックし、画面左側に表示されている「ネットリンク入金」をクリックするとネットバンキングサービスから手数料無料で振込ができるクイック入金サービスの画面に行くことができますので、投資資金を入金します。

「投信工房」は松井証券が18年振りに投資信託の取り扱いを再開するタイミングでスタートしたロボアドのサービスであると同時に、松井証券で投資信託を利用する際のプラットフォオームという位置づけとなっています。

原則的にMMF以外の投資信託の取引は全て「投信工房」を利用して行う仕組みになっており、基本システムである「ネットストック」にログインし、投資信託メニューを選択すると「投信工房」を起動するためのボタンが配置されています。そのボタンをクリックすると別ウィンドウで「投信工房」のトップ画面が開きますので、入金後の操作はこちらで行います。

「投信工房」へのダイレクトログインも可能ですが、パスワード変更や入出金のメニューは「ネットストック」にしかありませんので、「投信工房」に直接ログインした場合は画面右上にある「ネットストックへ」というボダンから「ネットストック」を起動して行って下さい。

投信工房で「目標ポートフォリオ」作成

クイック入金による入金先は「ネットストック口座」なので、投信工房で投資信託を買い付けるためには「投資信託口座」へ資金の振替を行う必要があります。投信工房の画面上部にある「資産管理」メニューから「余力情報・振替」メニューを選び、ネットストック口座から投資信託口座へ資金の振替を行いましょう。

操作画面


投資スタイルを診断するために「投信工房」画面上部の「アドバイザー」メニューから「運用方針の見直し」を選択し、その後に続く8つの質問に回答すると「投信工房」がポートフォリオを提案してくれます。質問は「年齢」「資産運用の目的」「年収」「投資経験」などを選択肢から選ぶだけですので、直感で回答すればOKです。

「投信工房」は他社のロボアドよりも自由度が高く、ポートフォリオのカスタマイズも非常に簡単です。8つの質問に回答した後に提案されるポートフォリオが気に入らない場合でも、そのポートフォリオをとりあえず「目標ポートフォリオ」として設定しておき、後からカスタマイズしていきましょう。

「目標ポートフォリオ」のカスタマイズ

「投信工房」が提案するポートフォリオは最大9つの資産クラスを組み合わせたものになりますが、一つの資産クラスに対して一つの投資信託が厳選されており、非常にシンプルでカスタマイズが容易です。

具体的な投資信託は以下の表にまとめた通りですが、信託報酬やそれ以外のコストも含めた経費率、純資産額やリターン、リスクなどといった長期積立投資において重要な要素を考慮した上で、松井証券がベストだと考えた投資信託で構成されています。

資産クラス銘柄名信託報酬(%)経費率(%)純資産(億円)
国内株式ニッセイTOPIXインデックスファンド0.19440.25131.5
先進国株式たわらノーロード 先進国株式0.2430.23176.5
新興国株式三井住友・DC新興国株式インデックスファンド0.60480.7312.3
国内債券三井住友・日本債券インデックス・ファンド0.17280.17586.1
先進国債券SMT グローバル債券インデックス・オープン(為替ヘッジあり)0.540.5822.4
新興国債券eMAXIS 新興国債券インデックス(為替ヘッジあり)0.6480.592.7
国内リートたわらノーロード 国内リート0.3240.3217.1
海外リートたわらノーロード 先進国リート0.3780.4320
コモディティi-mizuhoゴールドインデックス0.6820.658.4

ポートフォリオを細かくカスタマイズするのは面倒だという人は、「投信工房」の画面上部のメニューから「アドバイザー」メニューをクリックし、「ポートフォリオ提案」を選択すると以下のような画面になりますので、この画面でリスク許容度を5段階の中から選択し、世界分散投資、国内分散投資、債券投資の3つのコースからお好のコースを選択することで、「投信工房」がポートフォリオをカスタマイズして提案してくれます。

操作画面


ご自身で資産クラスと分散比率を決めたい場合は「投信工房」のトップページに表示されている「目標ポートフォリオを詳しく見る」のボタンをクリックします。

操作画面

次に、目標ポートフォリオを「変更する」ボタンをクリックします。

操作画面

以下のような「目標ポートフォリオ変更画面」が表示されますので、不要な資産クラスを「削除」し、分散比率を入力することでお好のポートフォリオが完成します。

操作画面


今回は100円を毎日積立てるという超少額積立投資ですので、リスクをとった攻めのポートフォリオにしたいと思います。まずは守りの意味合いが強い債券市場への投資はパス。コモディティーやリートへの投資も単体で見たコストとリターンのバランスが悪いのでパス。本来であれば新興国への投資は行うべきでしょうが、私はウェルスナビやマネックスアドバイザーで既に新興国への投資をしていますのでパスします。

最終的には下記の通り、先進国の株式と国内の株式という2つの資産クラスという極めて偏ったポートフォリオとなってしまいました(というかもはやポートフォリオとは言えないですね)。

操作画面

さすがに投資信託が2つだけというのは寂しいので、新たに先進国株式に投資する投資信託を追加することにします。「銘柄を追加する」ボタンをクリックし、資産クラスを選択して「絞り込む」ボタンをクリックします。

操作画面

米国株式の比重を高めるため、設定されたばかりで純資産の低さが気になるものの、コストの低さに着目して「たわらノーロードNYダウ」にチェックを入れて「選択した銘柄を追加」ボタンをクリックします。

操作画面


ポートフォリオに「たわらノーロードNYダウ」が追加されましたので、分散比率を入力します。

操作画面

「投信工房」が提案してくれたポートフォリオと、私がカスタマイズしたポートフォリオの比較が下の画面のように表示されますので、これで良ければ「変更を保存」ボタンをクリックしてカスタマイズは終了です。

操作画面

今回は100円という超低額の毎日積立投資が前提なので、あえてハイリスク・ハイリターンのポートフォリオをつくりましたが、毎月1万円以上の積立投資なら「投信工房」が提案するような、正統派のポートフォリオを採用するのがいいでしょう。

シンプルな毎日100円積立の設定

「投信工房」はカブドットコム証券などと比べると毎日積立の設定がとてもシンプルです。まずは目標ポートフォリオを「積立する」ボタンをクリックします。

操作画面

新規一括積立設定の画面に遷移しますので、特に理由がなければ口座区分は特定口座を選択し、積立金額を入力、積立日の項目で「毎日」を選択し、目論見書の内容を確認してから積立設定の確認ボタンをクリックします。

操作画面

積立設定の内容を確認したら、取引暗証番号を入力し、「設定する」ボタンをクリックすれば毎日積立設定は完了です。

操作画面

まとめ

松井証券の「投信工房」はアドバイスタイプのロボアドですが、「毎日」、「毎週」、「毎月」というような柔軟な自動積立機能を100円の積立から開始できる上、リバランス積立機能によって税金を気にすることなく自動でリバランスまで行ってくれます。

投資対象が国内の投資信託であるという点や、手軽に利用できる専用のスマホアプリが提供されているという点でも初心者が安心して手軽に利用することができる仕様だと言えます。

唯一の弱点は、銀行からの自動引き落としによる積立には対応していない点で、定期的に松井証券の口座にクイック入金をしておく必要があるということです。

このように入金の手間がかかる「投信工房」ですが、ロボアドにつきものである1%前後の手数料が、「投信工房」では無料となっており、コストが重要視される積立投資においては有力な選択肢の一つになることは間違いなさそうです。

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