1000万円貯まる女子がやっている銀行口座と証券口座の使い分け方

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社会人になれば最低でも給与振込に利用する銀行口座は持っていると思いますが、銀行口座が給与振込用の口座だけという人は稀であり、多くの人は3つくらいの銀行口座を持っているはずです。

ところが、この3つの銀行口座に対して明確な目的別の使い分けができている人は少数派であり、証券口座と組合せて効率的に利用できている人はもっと少ないだろうと思われます。

この記事では、複数の銀行口座と証券口座を目的別に使い分けるだけでなく、上手に連動させることで誰でも簡単にお金を増やすことができる方法について解説していきます。

貯蓄額1000万円以上は5つ以上の口座

「日経ウーマンオンライン」は女性読者332人(平均年齢37.5歳、独身61.8%)を対象に、貯蓄に関するアンケート調査を2017年8月に実施しています。

アンケート参加者の平均「手取り月収額」は23万5838円、「平均年収」は351万円ということなので、年間賞与が3ヶ月分支給される企業に務める中堅女性社員が平均像としてイメージされます。

平均年齢が37.5歳で61.8%が独身ということですので、貯蓄額の平均値は939万円となっていますが、300万円未満が34%、1000万円以上が32%となっており、全員に1000万円近い貯蓄がある訳ではありません。

このアンケート調査で最も注目すべきポイントは、1000万円以上の貯蓄がある人と、1000万円未満の貯蓄額の人では、保有する銀行口座と証券口座の数に顕著な違いが見られたことです。

銀行口座と証券口座を合わせた金融機関の口座の保有数を3つ以下と回答したのは、1000万円以上の貯蓄がある人の場合は18.9%であるのに対し、1000万円以下の貯蓄しかない人は52.1%となっており、1000万円を貯めることができていない人の過半数が金融機関の口座を最大でも3つしか持っていません。

これとは逆に金融機関に5つ以上の口座を持っている人の割合で見ると、1000万円以上を貯めている人は65.1%の人が5つ以上の口座を持っているのに対し、1000万円を貯めることができていない人では27.3%の人しか5つ以上の口座を持っていません。

銀行口座は最低でも3つを使い分ける

銀行口座は「メインバンク」、「サブバンク」、「ネット専用バンク」の3つを基本に考えましょう。

メインバンクには都市銀行を利用

メインバンクはお金を「使う」ための銀行だと考えて頂き、総合的なサービスを提供している都市銀行を利用しましょう。クレジットカードや公共料金の引き落としなどは全てメインバンクに集中させ、できる限り、給与の振込先もメインバンクにしておくことで「お金の流れ」がひと目で分かるようにしておきましょう。

毎月必ず通帳記入を行い、入出金の明細については何のお金だったのかを通帳に直接メモ書きしておき、使用済みの通帳は大切に保管しておきましょう。

主にネットバンキングサービスを利用する人が多いと思いますが、ネットバンキングで取引を確認できるのは過去2年間分までというのが一般的です。それよりも昔の取引明細を銀行に依頼すると1ヶ月分につき200円程度の手数料が必要になることが多いので、面倒でも定期的な通帳記入は必ず行うようにしましょう。

将来、家を買う時には銀行ローンを利用することになると思いますが、有利な条件で融資を引き出すには取引の実績が必要な場合もあります。

何年間も安定的に給料が振り込まれ、バランスの取れたお金の使い方ができていることを証明しておくことで、融資額や金利などの優遇を受けることが可能となるケースもあります。

このような理由から、給与振込はメインバンクを受取口座にしたいのですが、勤め先の会社都合によって給与振込に利用できる銀行や支店が決められてしまうケースも考えられます。

勤め先が指定する銀行がメガバンクであれば、公共料金の支払いやクレジットカードの引き落としなどはその銀行に集中させてメインバンクとして利用すればOKですが、ネット銀行や体力のない地方銀行の場合は振り込まれた給与は直ちにメインバンクに移動させましょう。

サブバンクには給料3ヶ月分を預けておく

日銀の低金利政策によって銀行の収益は悪化しています。このままの状況が長く続くと、規模が小さかったり収益力が低い銀行は経営を続けていくことが困難になることが予想されます。

銀行の経営が破綻した場合、最悪のケースでは1顧客に対して1000万円までしかお金を返してもらえませんし、お金が帰ってくるまではかなりの時間が必要となります。

このようなリスクに対応するため、お金をメインバンクだけに集中させるのではなく、ある程度の生活資金についてはサブバンクで保管しておくようにしておきましょう。サブバンクはメインバンクが万一破綻した場合にメインバンクに昇格する銀行ですので都市銀行から選ぶようにしましょう。

ただし、サブバンクには最大でも給料の3ヶ月分までの預金額とし、それ以上のお金を預けるべきではありません。今の銀行はお金を増やすサービスを提供できる能力はありませんので、できるだけ銀行にはお金を寝かさないようにしましょう。

ネット専用バンクはお金を増やすための銀行

都市銀行や地方銀行にはお金を増やすためのサービスを提供できる余裕はありません。従ってお金を増やすにはネット専用銀行を利用します。

例えば、みずほ銀行の普通預金の金利は0.001%、定期預金の金利は0.01%です。これに対して、楽天銀行の普通預金の金利は0.02%となっており、みずほ銀行の定期預金の2倍の金利になっています。

後ほど詳しく解説しますが、楽天銀行の普通預金は楽天証券の口座と連動させることでみずほ銀行の定期預金の10倍の金利となる0.1%にまで金利を引き上げることが可能であり、私もこの方法を利用しています。

ネット専用銀行は店舗を持っていないため低コストで運営することができるため、預金金利や手数料などではメガバンクよりも高いレベルのサービスを提供することができますが、電話による問い合わせなどの人的なサービスは最低レベルであることは事前に理解しておきましょう。

ネット専用バンクで口座を安全に維持する方法

ネット専用銀行は顧客の取引をAIなどを利用したシステムが常時監視しており、特定の条件にヒットすると口座の利用が停止されることがあります。万一、このような状態になってしまうと口座を解約して資金をメインバンクに振り込むしかありません。

例えば、ネットオークションの振込口座として利用したり、海外のネットショップから商品を購入した際の支払い口座として利用することで、口座の利用が停止されるリスクは高くなる可能性があります。

このようなことを避けるためにもネット専用銀行はお金を増やすためだけに利用し、お金を「使う」ための銀行であるメインバンクとは厳密に使い分けをしておく必要があります。

ネット専用銀行は決して理不尽な銀行だという訳ではなく、不正取引を発見するために利用しているプログラムが発展途上であることで、トラブルに巻き込まれることがあるだけです。

ネット専用銀行を安全かつ上手に利用するためには、ネット専用銀行への入金は自分名義の金融機関の口座からだけにし、出金先も自分名義の口座だけに限定しておきましょう。

銀行が恐れている不正取引とは主にマネーロンダリングであり、取引相手が全て国内の自分の口座であれば、どんなに間抜けなシステムでも不正取引だと認識することはないはずです。

証券会社の口座はネット専業証券

日本の証券取引において、ネット専業証券による取引シェアは取引件数ベースでは8割前後となっており、コストやサービスの内容を客観的に比べると、一般の証券会社を利用するメリットはどこにもありません。

ネットを自由に使いこなせない人や投資判断を他人に頼りたい人を除けば、一般の個人投資家はネット専業証券会社を利用するのがベストだと言えます。

ある程度のリスクを承知の上でお金を大きく増やすためにはネット証券を利用した長期積立による国際分散投資を行うのが一番です。「つみたてNISA」や「iDeCo」などの非課税制度を利用してお金を増やす方法については以下の記事で詳しく解説していますが、ここではノーリスクでお金を増やすノウハウについて解説していきます。

この記事では「iDeCo」と「つみたてNISA」のメリットやデメリットについて説明し、これらを組み合わせて利用することで計画的に老後資金を積み立てていくための具体的な方法について解説しています。

定期預金の10倍の金利を手に入れる

現在、最も高い金利で誰でも簡単にお金を増やすことができる方法は、楽天証券と楽天銀行を連動させて普通預金の金利を0.1%に引き上げるという方法です。この方法を利用すれば、メガバンクの定期預金の10倍の金利を誰でも簡単に普通預金で手に入れることができます。

まずは楽天証券と楽天銀行に口座を開設します。口座開設は無料ですし、楽天市場で買物をされている方であれば会員情報を利用して簡単に口座を開設することが可能です。また、楽天証券の口座を開設する際に「楽天銀行の口座を申し込む」というチェックボックスが出てきますので、そこにチェックを入れると楽天証券と楽天銀行の口座を同時に開設することができます。

楽天証券と楽天銀行に口座が開設できたら「マネーブリッジ」というサービスを申し込むことによって連動させます。楽天銀行にログインすると「マネーブリッジ」と書いてある申込みボタンがありますのでそこから「マネーブリッジ」のサービスを申し込むと楽天証券へのログイン画面を経由して申込が完了します。

「マネーブリッジ」は証券取引を行う際に便利な機能ですが、証券取引を行わなくても「マネーブリッジ」を申し込むだけで普通預金の金利は0.1%にアップしますのでご安心下さい。

証券会社を利用してお金を育てる

銀行預金だけで大きな金融資産を形成するにはかなりの収入が必要です。一般的な収入で大きな金融資産を形成するには「つみたてNISA」や「iDeCo」を利用した長期積立投資を利用するのが一番の方法です。

「iDeCo」を利用するならマネックス証券か楽天証券を利用のがおすすめですが、詳しくは以下の記事にまとめてありますので是非ご覧下さい。

この記事では「iDeCo」の運用方法がわからないという20代から30代の人に向けて、利用すべき証券会社と投資信託をセットにしてご紹介し、「iDeCo」の金融機関と選ぶべき投資信託がひと目で分かるように解説しています。

また、自分で投資するのは面倒だし運用は専門家に任せたいという場合はロボットアドバイザー(ロボアド)の利用を検討してみてはいかがでしょう。

ロボアドを利用するなら国内No.1の口座数と預かり高の「ウェルスナビ」、楽天証券の「楽ラップ」、マネックス証券が提供する国内最安手数料のロボアド「マネックスアドバイザー」などが候補となります。

それぞれのロボアドについては以下の記事でまとめてありますので是非ご覧下さい。

数あるロボアドのサービスの中で、ウェルスナビは預かり資産、利用者数においてNo.1のトップブランドであることは間違いありません。今回はウェルスナビのサービスの特徴や、ウェルスナビのメリット・デメリットについて解説していきます。
数あるロボアドのサービスの中で、完全に標的を「ファンドラップ口座」にロックオンしているのが楽天証券が提供する「楽ラップ」です。今回は他のロボアドを競争相手とせずに「ファンドラップ口座」の顧客をターゲットとしている「楽ラップ」について解説していきます。
ロボット・アドバイザーによる運用額は右肩上がりに増えてきており、2020年には1兆円~5兆円規模になるとも言われています。そして2017年10月25日にスタートしたマネックス証券の新しいロボアドであるマネックスアドバイザーはこの新市場の起爆剤となるかも知れません。

まとめ

銀行口座は都市銀行をメインバンクにしてお金の出し入れはメインバンクで行うようにしましょう。

メインバンクに万一のことがあった場合のサブバンクも都市銀行から選んでおき、月給3ヶ月分くらいまでを上限としてプールしておければ安心です。

お金を増やすための銀行口座としては楽天銀行と楽天証券をマネーブリッジによって連動させることで普通預金の金利をメガバンクの10倍となる0.1%まで引き上げて利用しましょう。

ただし、銀行預金だけでは金融資産を大きく増やすことは不可能です。ある程度のリスクを覚悟した上で、長期国際分散投資を「iDeCo」や「つみたてNISA」で行う必要がありますが、自分で運用するのが面倒な場合はロボットアドバイザーのサービスを利用することも検討してみましょう。