ロボアド最安手数料|マネックスアドバイザーの特徴と始め方をどこよりも親切に解説してみる

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資産運用のプロに金融商品の取引を一任できるサービスとして富裕層から注目を集めている「ファンドラップ口座」は、既に6兆円を超える市場規模まで成長しています。しかしながら、最低でも300万円程度の資金を準備する必要があり、誰でも気軽に利用できるサービスとは言えず、年間の手数料が運用資産の2%前後と割高であることも大きな欠点であると言えます。

そこで登場したのがロボットアドバイザー(ロボアド)のサービスです。ロボアドはファンドラップと同等のサービスをコンピューターによる自動運用で提供することにより、ファンドラップ口座の弱点であった割高な手数料を半分以下の水準まで引き下げています。ロボアドを利用できる最低資金は各社のサービスによって異なりますが、概ね1万円から10万円程度の資金から運用をスタートすることができます。

現在、ほとんどのロボアドは年間の手数料を運用資産の1%前後に設定しています。従来のファンドラップ口座と比べれば格安の手数料ですが、2017年10月25日にサービスを開始したマネックス証券の新しいロボアド「マネックスアドバイザー」は年間手数料が0.3%という驚愕の低コストで最低5万円からサービスを利用することができます。

そこで今回はマネックスアドバイザーで運用するまでの流れを実際の取引画面をお見せしながら、どこよりも親切・丁寧に解説していきます。

マネックスアドバイザーの特徴

ロボアドのトップブランドとして最初に名前があがるのはウェルスナビとTHEO(テオ)だと思います。サービスの方向性は微妙に異なりますが、どちらも運用対象を米国市場に上場しているETFに限定することによって低コストの国際分散投資を実現しているという点では共通しています。両社とも米国のETFで運用しているためドルベースの運用となっており、為替レートの影響を受けるという点も共通しています。

マネックスアドバイザーの運用対象は国内に上場しているETFとなっており、運用は全て日本円ベースで為替レートの影響を直接受けることはありません。もちろん国際分散投資を行っている以上、間接的には為替レートの影響は受けるのですが、日本国内で上場しているETFは株式取引と同じ感覚でリアルタイムに売買ができる点で、売買のタイミングにタイムラグがあり、為替差損益が発生する米国ETFの取引と比べて大きなメリットがあると言えます。

マネックスアドバイザーの運用対象となる国内ETFは全世界で600兆円を上回る運用資産を誇る世界最大の運用会社の一つであるブラックロック社が運用するETFです。マネックスアドバイザーで提案されるポートフォリオは利用者のリスク許容度や相場観に合わせたものがベースになりますが、それとは別に、ブラックロック社が提案するポートフォリオをワンクリックで採用することも可能であるという点も大きな特徴と言えます。

マネックスアドバイザーは現時点の投資一任タイプのロボアドでは国内最低の手数料で利用できるだけでなく、日本円をベースに利用者の好みに合わせて簡単にカスタマイズができるとう点が大きな特徴だと言えます。マネックスアドバイザーの詳細につきましては以下の記事でまとめてあります。

10月20日のリリースが延期されていたマネックス証券の新しいロボアド「マネックスアドバイザー」が10月25日からスタートしました。一任契約型のロボアドとしては国内最安水準の手数料となったマネックスアドバイザーの利用法などを初心者の方むけにレポートしてみようと思います。

マネックスアドバイザーの始め方

口座開設とロボアド申し込み

まだマネックス証券に口座を開設していない方は口座開設を先に済ませておきましょう。口座開設が完了したら取引画面にログインし、専用口座に運用資金を振り込みます。クイック入金を利用すれば振込手数料は無料ですが、利用する銀行によって初回のクイック入金の申し込みに時間がかかる場合がありますので注意が必要です。

取引画面にログインしたら、画面上部右側にある「ロボアド」メニューをクリックし、表示された画面から左側の「マネックスアドバイザーログイン」をクリックします。

ロボアド選択画面

右側の「MSV LIFE」は1000円からスタートできるおまかせタイプのロボアドです。5万円からスタートする「マネックスアドバイザー」よりも手軽にロボアドのサービスを試していたいという方にはおすすめです。MSV LIFE(マネラップ)の詳細につきましては以下の記事でまとめてありますので、是非ご覧下さい。

マネックス証券が国内最安の手数料で提供する「マネックスアドバイザー」のリリースを前に、先発のロボアドとして人気のあるマネラップ(MSV LIFE)のサービスを、ライバルである楽ラップと比較しながら解説していきます。

マネックスアドバイザーは投資一任契約による自動運用サービスですので、サービスを利用するためには投資一任契約を締結する必要があります。下記の画面で「申し込む」のボタンをクリックする前に、「マネックスアドバイザーに関する投資顧問契約締結前交付書面」をクリックして書面の確認を行ってから最後に「申し込む」ボダンをクリックしましょう。

申し込み画面

※「マネックスアドバイザーに関する投資顧問契約締結前交付書面」をクリックすると事前交付書面が表示されますので、画面の一番下までスクロールして下記画面で表示されている緑色の「確認する」ボタンをクリックし、元の画面の「申し込む」ボタンをクリックすれば申し込みは完了です。

確認画面

質問に回答しポートフォリオを決定する

今後の市場動向に関するあなたの考えについての「5つの質問」に回答していくことにより、マネックスアドバイザーはあなたにピッタリのポートフォリオを提案します。初心者にとっては今後の市場動向に関する質問をされてもよく分からないというのが本音だと思います。そんな時には回答にある3つの選択肢のうちのから「変わらない」「わからない」を選んでおけばOKです。それでは具体的な質問について見ていきましょう。

  • 最初の質問は日本や海外の株価はどうなるかという質問です。短期的にはどうなるかは分かりませんが、長期的に見れば世界経済は安定した右肩上がりの成長を維持していくものと私は考えていますので、ここでは「上がる」を選択しておくことにします。特に相場観がない場合は「変わらない」を選択しておきましょう。

質問1


  • 次の質問は日本円の今後の動向についての質問です。私の個人的な見解では極端な円安にも円高にも長期にわたって一方的に動くことはないと考えていますので、ここでは「変わらない」を選択しておきます。

質問


  • 次の質問は日本の株式市場の動向についてですが、私は既に日本株にはある程度投資していますので、マネックスアドバイザーではできるだけ日本を除く先進国の株式に投資したいと考え、日本株の将来についてはネガティブな回答にしておきます。ここでもよく分からない場合は「変わらない」を選択しておきましょう。

質問


  • 次の質問は海外市場では先進国と新興国のどちらが有望であると考えているかというものですが、私はバランス良く運用したいので「わからない」を選択しておきます。

質問


  • 最後の質問は不動産相場についてですが、私は不動産相場についてはニュートラルなのですが、リートはコストが割高な割には投資妙味が小さいと考えていますので、ここではあえて「下がる」を選択しておきます。

質問


  • 5つの質問に回答すると以下のような回答の確認画面が表示されます。この画面から個別の回答を変更することができますので必要があれば「編集」をクリックして回答を変更しておきましょう。問題がなければ「確定する」ボタンをクリックし、マネックスアドバイザーが提案するポートフォリオを見てみましょう。

回答のまとめ


ポートフォリオを確認する

5つの質問に回答することによってマネックスアドバイザーからポートフォリオが提案されます。私が回答した内容を反映したポートフォリオは以下の通りです。

ポートフォリオ画面

提案されたポートフォリオは株式市場への投資が全体の約60%、先進国の国債への投資が36.79%、社債への投資が8.9%というバランス重視のポートフォリオになっています。不動産への投資がゼロになっているのは私が不動産市場の先行きについて「下がる」と回答したことを反映したものであり、個人的には満足しています。

本来であれば先進国の国債を減らし、先進国の株式市場と新興国の株式市場への投資を増やしたいところですが、今回はマネックスアドバイザーのアドバイスをそのまま受け入れることにします。今回提案されたポートフォリオによる過去の実績と将来の実績に関するシミュレーションについても同時に表示されますので確認しておきましょう。


下記のグラフは、仮にこのポートフォリオで過去5年間運用していた場合の資産の推移です。過去5年の株式市場の値動きを考えれば少し控えめなリターンに見えるかも知れませんが、それはあくまで結果論。バランス型のポートフォリオは守りに比重が高いコア・サテライト戦略ですので、短期的な利益ではなく長期運用における安定的な成果が最も重要視されます。

過去の動き


下記のグラフはマネックスアドバイザーが提案したポートフォリオの将来の資産変動を予測したグラフです。こちらはあくまでもシミュレーションですので参考程度に見ておきましょう。

Simulation


買付注文を発注し運用を開始する

特定口座を選んで注文を発注する

ポートフォリオを確認したら運用を開始するために初回の買付注文を発注します。発注の操作はとてもシンプルなので初心者でも簡単に行うことができます。まずは初回の運用金額を入力します。マネックスアドバイザーは5万円からスタートすることができますので今回は「50000」と入力し、「金額の確定」ボタンをクリックします。

次に取引口座を選ぶのですが、確定申告の手間などを考えると「特定口座」を選択しておくことをお勧めします。特定口座には「源泉徴収あり」と「源泉徴収なし」の二種類がありますが、どちらの場合も「年間取引報告書」を発行してくれますので「一般口座」のように自分で一年間の取引を集計するような手間がかかりません。

確定申告による納税が面倒であれば、証券口座を開設する際には「特定口座(源泉徴収あり)」を選択しておくようにしておきましょう。「特定口座(源泉徴収あり)」で行った取引に関する納税は証券会社が行ってくれますのであなたは何もする必要がなく、運用から納税までを全てマネックスアドバイザーに任せることができます。

特定口座を選択したら、「注文内容の確認へ」ボタンをクリックして注文の確認画面へと進み、「注文する」ボタンをクリックして注文は完了です。

口座選択画面


注文の結果を確認して運用開始

マネックスアドバイザーのメニューから「管理・設定」メニューへ進み、「注文約定一覧」を選択して画面に表示されている「約定」という部分をクリックすると、下記のような注文約定状況の詳細一覧を見ることができます。

約定一覧

発注時間は午前10時12分前後でしたが、東証上場のETFへの注文ですからほぼリアルタイムで約定していることが分かります。この日の夜にマネックスアドバイザーの画面にログインしたのが以下の画面です。5万円という運用額で設定したポートフォリオですが、ぴったり5万円のポートフォリオということではなく、5万円で買える範囲でバランス良く自動発注されており、実際の買付総額は4万8540円で評価損益が+14円というのが当日終値での運用状況です。

管理画面

まとめ

マネックスアドバイザーを利用するには最初にマネックス証券の証券総合口座を開設する必要があります。口座開設の際には「特定口座(源泉徴収あり)」を選択して開設しておくことで面倒な確定申告をすることなく運用から納税まで全てマネックスアドバイザーに任せることができます。

5万円から為替レートを気にすることなくスタートできるマネックスアドバイザーを利用すれば、年間わずか0.3%の手数料で機関投資家レベルの国際分散投資を実現することが可能となります。マネックスアドバイザーは数あるロボアドの中でも有力な選択肢のひとつであり、0.3%という格安の手数料は長期投資においては大きなメリットになるものと考えられます。

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