ロボアドでiDeCoをお任せ運用できるMYDCの実力診断【お金のデザインTHEO(テオ)】

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MYDCの生い立ちと現状

最初に「MYDC」について簡単に説明していきます。「MYDC」は、ロボアド「THEO(テオ)」のサービスを提供している「お金のデザイン」と福利厚生代行会社「ベネフィット・ワン」、「伊藤忠商事」の共同出資により、2017年1月からロボアドを利用したiDeCoの運用サービスを提供している会社です。

サービス開始時の出資比率については各社からのプレスリリースなどから、「お金のデザイン」40.1%、「ベネフィット・ワン」40.1%、「伊藤忠商事」19.8%くらいではなかったかと想像できます。サービス開始以降、3社でどのような話し合いがあったのかは不明ですが、2017年8月29日、「MYDC」は「お金のデザイン」との合併を発表し、2017年11月1日に「お金のデザイン」が「MYDC」を吸収合併、それ以降「MYDC」は「お金のデザイン」内のひとつの事業部として営業しています。

MYDCのサービスの特徴

「MYDC」の特徴は、これまで申込みが面倒だったiDeCoの申し込み手続きを、スマホを利用してスキマ時間の10分程度で完了させることができるという手軽さと(最終的には書面のやりとりが1回発生)、運用商品の選択をロボアド「THEO(テオ)」に一任できるという簡単さです。

iDeCoは制度そのものの認知度がまだまだ低いということだけではなく、申し込み手続きが面倒なイメージもあり、利用者の増え方はいまひとつです。しかし、iDeCoは年間の積立額の全額がその年の所得から控除されるため、その節税効果は非常に高く、例えば、年収300万円のサラリーマンが毎月2万3000円ずつ積立てた場合、年間4万円程度の節税が可能となり、年収の高い人ほどiDeCoの節税効果は高くなっていきます。

iDeCo以外の非課税制度としては、来年からスタートする「つみたてNISA」がありますが、これらの非課税制度の使い分けの詳細につきましては以下の記事を是非ご覧下さい。

この記事では「iDeCo」と「つみたてNISA」のメリットやデメリットについて説明し、これらを組み合わせて利用することで計画的に老後資金を積み立てていくための具体的な方法について解説しています。

MYDCのメリットとデメリット

MYDCを利用するメリット

「MYDC」のサービスで最も高く評価すべきポイントは、iDeCoの申し込みをネット上で簡単に済ませることができるという点です。今後は他の金融機関でもこのような簡単なネット申し込みサービスが採用されてくるものと思われますが、「お金のデザイン」がユーザーの視点に立っていち早く優良なサービスを提供しているという点は高く評価できます。

次に評価すべきポイントはロボアド「THEO(テオ)」による運用サービスの提供です。資産運用に不慣れな若年層にとって、何十本もあるiDeCo対象の投資信託の中から自分の年齢、リスク許容度などをベースに信託報酬の大小や過去の運用実績などを比較検討し、最終的に何本かの投資信託を選び出すという作業は非常に手間がかかります。そのような手間のかかる作業を「MYDC」では全て「THEO(テオ)」が代わりにやってくれるのですから運用商品選びも簡単です。

MYDCを利用するデメリット

◆運営管理手数料が月額291円かかる

「MYDC」は非常に便利なサービスなのですが、その代償として手数料がかかります。もちろんiDeCoを利用するならどこの金融機関を利用するにせよ手数料は必要ですが、iDeCoの手数料には最低限必要な手数料と金融機関の判断で徴収しなくてもいい手数料があります。

どこの金融機関を利用したとしてもiDeCoの積立期間においては国民年金基金連合会に毎月支払う103円と国民年金基金連合会が事務を委託している金融機関(信託銀行)に毎月支払う64円との合計167円のコストは必ず発生します。

これらのコストとは別に、iDeCoを取り扱う金融機関が独自に運営管理手数料を徴収することがきるのですが、「MYDC」では月額で291円の手数料を徴収しています。30歳の人が30年間の積立てをすると10万4760円の手数料を「MYDC」に支払うことになりますが、楽天証券やマネックス証券などでは運営管理手数料は無料ですのでこのようなコストは発生しません。

◆投資対象が3本の投信のみ

また、運用対象となる投資信託が3本しかなくポートフォリオの柔軟性に欠けること、その3本の投資信託の信託報酬が一律0.4%に設定されていて少し割高に感じる点については注意が必要です。

例えば、「海外の株式に投資する比率を高めたい」とか「国外の債券に投資する比率を高めたい」というような利用者のニーズに「MYDC」はこたえることができません。「MYDC」の3本の投資信託は「世界の株式」「世界の債券」「世界の不動産などの実物」というように、全ての投資対象が「世界の」というくくりになっていて、日本、先進国、新興国などに対する投資比率を利用者が調整することは不可能です。

「MYDC」で利用者が選択できるのは「何に」であって「どこに」は選択できません。従って、50歳になったのでリスクの高い新興国への投資額は減らしていきたいというような人生のステージに合わせたきめ細かな運用は「MYDC」ではできません。

◆信託報酬が一律0.4%はやや割高

自分で投資対象を選べるような人であれば、わざわざ「MYDC」を利用しなくても、運営管理手数料が無料の楽天証券やマネックス証券で信託報酬が0.4%よりも低い各種インデックスファンドを利用して低コストな運用をしていくことが可能です。

例えば、信託報酬が0.17%の国内株式インデックス投信である「三井住友・DCつみたてNISA日本株インデックスファンド」や、日本を除く先進国に投資する信託報酬が0.24%の「たわらノーロード 先進国株式」などの低コストなインデックスファンドを自分で組み合わせれば、信託報酬が0.4%を上回ることはないでしょう。

ご自身で投信を選べなくても大丈夫

「自分で運用商品が決められないから「MYDC」の利用を検討している」という方への新たな選択肢として、運営管理手数料が無料のマネックス証券でiDeCoの申し込みをし、三菱UFJ国際投信が運用する信託報酬0.24%の「eMAXIS Slimバランス(8資産均等型) 」を運用商品に選ぶという方法があります。

「eMAXIS Slimバランス(8資産均等型) 」は「国内株式」、「先進国株式」、「新興国株式」、「国内債券」、「先進国債券」、「新興国債券」「国内リート」「先進国リート」の8つの資産クラスにバランス良く投資するタイプの投資信託ですので「MYDC」と大差ない運用結果を0.24%の信託報酬で実現できる可能性は十分にあるのではないかと私は考えます。

iDeCoの運用対象ファンドが豊富なマネックス証券を利用していれば、運用に慣れるまではこの「eMAXIS Slimバランス(8資産均等型) 」で運用しておき、いずれは更に低コストのファンドを組み合わせて運用していくことも可能です。

0.4%と0.24%の違いはごく僅かだと考える方もいらっしゃるかと思いますが、30年の運用なら最終的な運用収益で見ると数十万円単位の違いが出てくる可能性があり(毎月の積立額によりますが)、運営管理手数料が無料というだけでも確実に10万円以上のメリットはあります。

MYDCの利用が向いている人

「とにかくできるだけ簡単にiDeCoに申し込んで節税メリットをいち早く受け取りたい人」にとっては非常に便利なサービスです。

「MYDC」を利用してもしなくても、安定した収入がある人なら、一日も早くiDeCoを利用して所得税と住民税を減らしながら、老後の資金を準備していきましょう。

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