楽天証券のロボアド「楽ラップ」はラップ口座よりも手軽でお得!

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ロボットの写真

大手ネット証券で最初にロボットアドバイザーのサービスを提供したのは楽天証券でした。今回は、東大発のフィンテックベンチャー「Finatext」、世界最大級の資産運用アドバイザリーサービスを提供する「Mercer」、米国最大級の資産運用会社である「SSGA」などとタッグを組んで開発した「楽ラップ」の実力について「ラップ口座」と比較しながら解説していきます。

富裕層向けラップ口座の欠点

世界の株式市場に100年に1度と言われるくらいの大惨事を引き起こした「リーマンショック」からもうすぐ10年が経とうとしています。当時7000円を割り込んだ日経平均株価もこの記事を書いている2017年11月には2万2000円を上回り、26年ぶりの高値をつけています。投資を始めるには絶好の機会だとは思っていても、何に投資すればいいのか分からない人も多いのではないでしょうか。

このように、投資はしたいけれど何に投資すればいいか分からない人のために多くの証券会社や銀行などが提供しているサービスに「ラップ口座」というものがあります。ラップ口座とは、顧客の年齢、年収、保有する金融資産、投資経験、運用期間、目標リターン、リスク許容度などについてのヒアリングを行い、顧客に最も適した運用方針および運用商品(主に専用の投資信託)の組み合わせを提案し、顧客に代わって運用を行うサービスです。

元々は数億円単位でお金を運用する超富裕層向けのサービスとして、海外のプライベートバンカーが提供していたサービスですが、現在では小口化されており、数百万円程度からでも利用できるようになってきています。国内のラップ口座では預かり資産ベースで25%程度のシェアを持つ大和証券のファンドラップの場合、300万円から利用することができます。

ラップ口座の利用には手数料が必要です。ラップ口座で運用するのは主に専用の投資信託ですが、売買の度に手数料が徴収されるのではなく、運用資金に対して毎年1%~3%程度の手数料が徴収されます。これ以外に発生する見えないコストとして、利用する投資信託の信託報酬や外貨建て商品などで発生する為替の両替手数料などがあります。

ラップ口座は運用をプロに任せることができる心強いサービスですが、毎年の運用リターンが平均で6%あったとしても、手数料で3%を引かれてしまうと手元に残る利益は半分になってしまいますし、運用のリターンがマイナスであっても3%の手数料は容赦なく徴収されてしまいます。このようにラップ口座はとても優れたサービスなのですが、手数料の高さが最大の欠点となっています。

楽ラップの手数料は1%前後

楽ラップは楽天証券が東大発のフィンテックベンチャー「Finatext」、世界最大級の資産運用アドバイザリーサービスを提供する「Mercer」、米国最大級の資産運用会社である「SSGA」などとタッグを組んで開発したロボットアドバイザーです。

ラップ口座のサービスでは証券会社や銀行の担当者が対面でお話をしながら運用方針を決めていくのですが、楽ラップではネット上で16の質問に答えることで運用方針が決定します。質問数が多過ぎるような気がしますが、例えば、「年始にデパートに行ったら福袋が売られていました。どうしますか?」とか「初対面で人の性格を見分けることが得意ですか?」というような性格診断テスト感覚の簡単な質問ばかりですから1分もあれば回答できます。質問に回答した結果によって投資に対する積極度が判定され、以下の例のような診断結果が表示されます。

診断結果

質問への回答は何度でも訂正できますし、運用がスタートしてからでも運用方針は変更が可能です。運用方針に合わせた具体的な投資対象として、アセットマネジメントOneのたわらノーロードシリーズやステート・ストリート・ グローバル・アドバイザーズの低コスト投資信託の組み合わせが提示されます。以下の表は2017年9月30日時点の積極度が中間のポートフォリオです。

ポートフォリオ

楽ラップの手数料は投資顧問料が0.162%、運用管理手数料が0.54%の合計0.702%ですが、これ以外のコストとして投資信託の信託報酬(最大0.378%)や信託財産留保額(最大で0.3%)、更に投資信託の投資先が投資信託である場合の信託報酬などを考慮すると、間接コストは最大で0.68%まで跳ね上がる可能性がある点には注意が必要です。

もちろんこれば最大になるケースを計算した訳で、現実にはコストの高い資産クラスにのみ投資することはなく、様々な資産クラスに分散投資しますので実質的なコストは他のほとんどのロボアドと同じで、1%をほんの少し上回る程度だと考えられます。

楽ラップは10万円から利用可能です。実際に楽ラップの申込金額は10万円~20万円という金額からスタートする人が最も多く、全体の63.62%を占めています。このように楽ラップは1%の手数料で10万円からスタートできるという点で、ラップ口座よりも手軽でお得にプロの運用をスタートすることができます。

楽ラップは固定報酬型を選ぶ

楽ラップは特定口座での利用が可能です。確定申告などの面倒な手続きを避けたい人は最初に特定口座を選んでおかないと、後から特定口座に切り替えることがでませんので注意が必要です(一旦解約してから新たに特定口座でスタートすることは可能)。

楽ラップの手数料コースには成功報酬型と固定報酬型がありますが、固定報酬型を選ぶのが良いでしょう。運用リターンが年2%を下回る場合には成功報酬型の方がお得ですが、最初から年2%を下回るリターンしか期待できないくらいなら別の投資を考えたほうがいいでしょう。

固定報酬といっても年1%程度であれば、アクティブ運用タイプの投資信託で徴収される信託報酬と変わらないか、やや安いくらいの水準です。わずか1%程度のコストで機関投資家と同等の国際分散投資が実現することを考えれば、気にするほどの手数料でもないと考えられます。

ただ、どうしても1%のコストが気になるという方には、国内ロボアド最安の手数料「0.3%」が魅力の「マネックスアドバイザー」のご利用を検討されてはいかがでしょう。マネックス証券が提供する「マネックスアドバイザー」につきましては以下の記事でまとめてありますので、是非ご覧下さい。

10月20日のリリースが延期されていたマネックス証券の新しいロボアド「マネックスアドバイザー」が10月25日からスタートしました。一任契約型のロボアドとしては国内最安水準の手数料となったマネックスアドバイザーの利用法などを初心者の方むけにレポートしてみようと思います。

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