ロボアドの特定口座は源泉徴収ありを選ぶべきか源泉徴収なしを選ぶべきか

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確定申告を書く人の画像

ロボアドを利用する方は確定申告なんて面倒なことはしたくないという理由から特定口座の「源泉徴収あり」を選択されている方がほとんどではないかと思いますが、この記事では「源泉徴収なし」を利用する方がいいケースについてもご紹介したいと思います。

「源泉徴収あり」を選択して確定申告をパスする

毎年2月に入ると複数の証券会社で取引をするようなベテランの個人投資家は、確定申告の準備に忙しくなります。

彼らにとっては毎年のことなので特に面倒でもないのかも知れませんが、税金の申告は会社に任せて年末調整で戻ってくる税金を楽しみにしている一般的なサラリーマンにとって、自分で確定申告のための作業をするなんて、なんだかとても面倒に思えてしまうことでしょう。

ロボアドを利用して手軽に投資を始めたいと考えている人も多いのではないかと思いますが、せっかくロボアドに投資を任せているのに、結局は自分でロボアドが行った取引を調べ上げて、1年間の譲渡所得を計算した上で、確定申告をするなんて、考えただけでも面倒ですよね。

このような面倒な作業から開放されるためにはロボアドの口座を開設する際に「特定口座(源泉徴収あり)」を選んでおけばOKです。売買の度にロボアドが税額を計算し、納税まで行ってくれるのでユーザーは何もする必要がありません。

「源泉徴収なし」を選ぶことで得することも

特定口座には2種類があります。ひとつは、年間の損益について証明書を発行するだけで、その証明書を利用して確定申告を自分で行うもの(源泉徴収なし)。

もうひとつは、年間の損益について証明書を発行するだけでなく、利益に対する税金を税務署にかわって証券会社が売買の度に徴収し、それを証券会社が税務署に収めることにより確定申告をしなくてすむもの(源泉徴収あり)です。

既にご説明した通り、ロボアドを利用して確定申告をパスするためには口座を開設する際に特定口座(源泉徴収あり)を開設し、ロボアドの取引は全てその特定口座(源泉徴収あり)で行う必要があります。

利益20万以下なら「源泉徴収なし」がお得な場合も

今から少額でロボアドを始めるなら、積立を継続しながら出金をしない場合、数年間は実現利益が20万円以下になる可能性が高いと思います(評価益には税金はかかりませんので)。

20万円以下の利益であっても特定口座(源泉徴収あり)を選択して取引した場合は利益に対する税金が徴収されます。しかし、もしもあなたが一つの会社からしか給料をもらっていない年収2000万円以下のサラリーマンであれば、ロボアドの年間の実現利益とその他の雑所得などを含めて20万円までなら特定口座(源泉徴収なし)を選択することで所得税(15.315%)の支払いは免除されます(住民税の5%は免除されません)。

ただし、ふるさと納税や医療費控除などのために確定申告を行う人についてはたとえ20万円以下の少額所得であっても申告義務はありますのでご注意下さい。

このように、ロボアドの年間利益が小さいうちは特定口座(源泉徴収なし)を利用し、来年はそろそろ20万円を超えそうだというタイミングで来年分の特定口座については(源泉徴収あり)に変更するという方法もあるのですが、僅かな節税のために面倒な手続きをするのが嫌な人は最初から特定口座(源泉徴収あり)を選んでおきましょう。

確定申告をした方が得なケースも

複数のロボアドを利用していて、一つのロボアドでは年間収支がマイナス、別のロボアドでは年間収支がプラスというような場合、ロボアドを特定口座(源泉徴収あり)で利用していたとしても確定申告をすることにより年間収支がプラスだった口座で支払った税金が戻ってくるというケースもあります。

さらに米国のETFを運用対象とするTHEO(テオ)やウェルスナビなどの場合、ETFの分配金に対しては米国でも10%課税されています。さらに日本で課税することは二重課税となるため確定申告をすることでその分が戻ってくるケースもあります。

また、これはあまり考えたくないのですが、なんらかの理由で年間の損益が大きなマイナスになった年についてはその年の損失額を確定申告しておくことにより、その後3年間のロボアドの利益と相殺することができます。

急激に下がった相場は戻りも期待できますので、それによって発生した利益に税金がかからないようにしておくことはとても大切です。

このように状況によって特定口座は「源泉徴収あり」と「源泉徴収なし」を使い分けたり、特定口座(源泉徴収あり)でも確定申告をすることによって無駄な税金を取り戻すこともできます。ロボアドを利用する際にはこれらの点についても事前に考慮しておきましょう。

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