ソニー銀行がロボアドに参入で国際分散投資が身近に

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外貨に関する総合的なサービスでは国内でトップクラスのブランドに成長しているソニー銀行が、ウェルスナビと提携してロボットアドバイザーのサービスを提供するようです。この記事ではソニー銀行の特徴とウェルスナビとの提携サービスについて解説しています。

Sony Bank WALLETは優秀

Sony Bank WALLETは「ソニー銀行のキャッシュカード」と世界中で使える「Visaデビット」が一枚になったカードです。日本円のほか、外貨10通貨と連動しているので、 国内でも海外でもキャッシュレスで利用できる便利なカードです。

クレジットカードのサービスは、あなたがお店で利用した代金をカード会社が建て替えて、翌月にまとめて請求してくるという流れのサービスです。

カードの利用限度額はあなたの信用情報によって異なりますが、はじめてのクレジットカードなら30万円から100万円くらいからスタートし、利用実績に応じて限度額が増えていくのが一般的です。

ソニー銀行のデビットカードのサービスもクレジットカードとほぼ同じですが、お店で利用した代金は翌月ではなく即時にあなたの銀行口座から引き落とされるという点が大きな違いです。

従って利用限度額は最大でも自分の預金額までとなりますし、限度額は専用の操作画面を利用して自分で設定することもできるので使いすぎるというリスクがありません。

Sony Bank WALLETは15歳から審査なしで自分名義のカードが作れるので、海外留学をするお子さんに持たせるには最適なカードです。海外で利用する場合は外貨預金口座から外貨が引き落とされますが、外貨預金口座がない場合は日本円口座から自動両替されて引き落とされます。

クレジットカードのようなポイントサービスはありませんが、国内の利用金額に対して0.5%~2%のキャッシュバックがあります。外貨預金や投資信託の利用を予定されているならポイントサービスよりもおトクに利用できるかも知れません。

このようにソニー銀行のサービスは外貨を利用する機会がある人にとって、とても使い勝手が良く、国際分散投資との親和性が高い顧客が多いことが想像できます。

投資信託の品揃えはシンプル

ソニー銀行が取り扱っている投資信託は品揃えが豊富というよりも、あらゆるニーズを考慮した上で、代表的なものを厳選することにより、初心者でも簡単に目的に合わせた投資信託が選べるように工夫されています。

NISAにも対応しているので、長期運用を前提とした低コストの国内株式市場に連動するインデックスファンド「ニッセイ 日経平均インデックスファンド」(信託報酬0.1944%)や、世界中の株式、債券、不動産などにバランスよく投資するeMAXIS バランス(8資産均等型)(信託報酬0.54%)の他、国内株式のアクティブタイプでは人気の「ひふみプラス」なども取り扱っており、ご自身でポートフォリオを組む際に必要な投資信託は全て揃っているというイメージです。

ただ、投資の初心者が自分で適切なポートフォリオを考え、定期的にリバランスしていくというのは大変かも知れません。

新たなサービスとしてロボアドを導入したことにより、投資未経験者や初心者の人でも簡単に長期分散投資ができるようになることは、既存顧客の満足度を引き上げるだけでなく、新たな顧客開拓にも効果的だと考えられます。

ソニー銀行の顧客層はコストの低さよりも、総合的な外貨に関するワンストップサービスを求めて口座を開設している人が大半を占めているはずです。

そういう意味でもウェルスナビの提供するロボアドのサービスは、ソニー銀行の顧客層との親和性は高そうです。ウェルスナビのロボアドについては以下の記事でまとめてありますので、是非ご覧下さい。

数あるロボアドのサービスの中で、「ウェルスナビ」は預かり資産、運用者数においてNo.1※のトップブランドであることは間違いありません(※一般社団法人日本投資顧問業協会「契約資産状況(最新版)(2019年9月末現在)」よりモーニングスター社調べ(2019年12月時点))。今回はロボアド「ウェルスナビ」のサービスの特徴や、「ウェルスナビ」のメリット・デメリットについて解説していきます。

ソニー銀行独自のウェルスナビに期待

ウェルスナビのロボアドユーザーは、好むと好まざるとにかかわらず、ドル建てのETFに投資することになります。

ロボアドを利用して米国市場に上場しているETFを購入する際には円をドルに両替してから購入することになるのですが、多くの利用者は両替に関するコストについてはあまり意識していないだろうと思います。

ウェルスナビの説明ではロボアドでは16時にトムソン・ロイターから取得する仲値レートを利用して両替を行うといことなので顧客に両替コストの意識がなくても当然です(両替コストがゼロというイメージですから)。

それに対してソニー銀行の顧客は外貨預金や「Sony Bank WALLET」のような外貨サービスの利用者が多く、既にドルを持っている顧客も多数存在しています。

将来的にはドルを保有している顧客は保有しているドルでそのままドル建てのETFを購入し、ETFを売却した際にも円転せずにドルのまま保有するという仕組みができればソニー銀行の顧客にはありがたい独自の「ウェルスナビ」になるのですが、実現するためのハードルは高そうです。

ロボアドのサービスは潜在的ニーズはまだまだ高いと考えられ、コスト面などの競争もこれからだと思います。2017年10月25日からスタートしたマネックス証券の新しいロボアドである「マネックスアドバイザー」ではウェルスナビの半分程度の利用料で国内のETFへの投資が可能です。ソニー銀行でも独自の手数料割引サービスなどが将来的に導入されることを期待したいと思います。

ロボット・アドバイザーによる運用額は右肩上がりに増えてきており、2020年には1兆円~5兆円規模になるとも言われています。そして2017年10月25日にスタートしたマネックス証券の新しいロボアドであるマネックスアドバイザーはこの新市場の起爆剤となるかも知れません。

◆追記<2018年1月3日>

「WealthNavi for ソニー銀行」のサービスが2017年12月14日からスタートしました。サービスの内容はウェルスナビがSBIやANAと提携して行っているものと同じ内容となっており、あえてソニー銀行を経由してウェルスナビのサービスを利用しても、得られるメリットは今のところ見つかりません。

ソニー銀行を経由せずに、ウェルスナビで直接口座を開設すれば、資産運用を継続した期間と運用金額に応じてウェルスナビの手数料が割引になる「長期割」のサービスを受けることができます。

◆追記<2018年5月4日>

各種クレジットカード(120種類)や電子マネー(nanaco・WAON・楽天Edy)で買い物をした際の「おつり」を自動的にコツコツと貯めていき、貯まったお金をウェルスナビで運用できる「マメタス」というサービスはソニー銀行経由では利用できません。

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