つみたてNISAの運用実績からわかる積立投資のメリットと選ぶべき投資信託【6ヶ月目の実績を公開】

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チャートの説明

「つみたてNISA」がスタートして6ヶ月が経過しました。

この記事では私が実際に運用している「つみたてNISA」の6ヶ月間の実績をご覧頂きながら、マーケットの振り返りと積立投資のメリットについて解説し、オススメの投資信託をご紹介しています。

2018年のマーケットは神経質な展開

2018年1月からスタートした「つみたてNISA」は波乱の船出となりました。2017年まで続いた穏やかな右肩上がりのマーケットは2018年2月の急落をきっかけに方向感を失ってしまい、6月に入っても1月につけた年初来高値を下回る状況が続いています。

日本国内の株式市場の値動き

下記のチャートはここ1年間のTOPIXの値動きです。2018年に入ってからの6ヶ月間のマーケットの動きはここ数年間続いてきた右肩上がりのマーケットとは完全に異なる動きとなっていることがよく分かります。

米国の株式市場の値動き

下記のチャートはここ1年間のNYダウの値動きです。2018年から金利の引き上げが実施されたことで、長期間続いた株式市場の右肩上がりの成長にも大きな変化が見られます。

不安定な相場では積立投資が有利

2018年に入ってからの、日米の株式市場の値動きを見ていると、ここ数年間の「買えば誰でも儲かった」という相場は完全に終わったという印象を受けますが、積立投資のメリットを実証するにはちょうどいいマーケットになっていることに気が付きます。

当ブログでも2018年2月の相場急落は積立投資にとって理想的であるという内容の記事を3月7日に書かせて頂きました。

2018年からスタートした「つみたてNISA」ですが、スタートと同時に世界的な株式市場の調整局面に見舞われてしまい、不安な日々を過ごされている投資ビギナーの方もいらっしゃるのではないでしょうか。それとは逆に積立投資のベテランの皆さんはいい時期にスタートできたと考えているはずです。今回はその理由について解説していきます。

この記事を書いた当時は、私も含めて1月から「つみたてNISA」をスタートした人のほとんど全員が評価損を抱えていた訳ですから、この記事の内容はただの「強がり」だと思われていたかも知れません。

しかし、この記事を書いてから3ヶ月が経過した今では、1月から「つみたてNISA」をスタートした人のほぼ全員が評価益を持っているはずであり、多くの方が積立投資のメリットを実感されているのではないでしょうか。

「つみたてNISA」6ヶ月目の運用実績

当ブログでは「つみたてNISA」においては米国の株式市場への投資を中心に考えることをオススメしてきました。米国の株式市場は長期的に見ると最も綺麗な右肩上がりを描いており、GDPベースで考えても米国は世界のGDPの半分を生み出している世界経済の中心的な存在だからです。

「つみたてNISA」は来月からのスタートですが、購入する投資信託をまだ決めていないという人も多いのではないでしょうか。そこで今回は、「つみたてNISA」で購入できる132本の投資信託の中から特に20代、30代の人にオススメする投資信託とその理由について解説していきます。

ただし、当ブログでは国際分散投資の重要性についてもお伝えしてきており、米国市場だけに集中的に投資するのではなく、米国以外の先進国や新興国にも幅広く投資しておくことをオススメして参りました。

このような当ブログのスタンスを踏まえ、私が「つみたてNISA」で選んだ投資信託は米国の株式市場に幅広く投資する「楽天・全米株式インデックス・ファンド 」を中心に、全世界の株式市場に幅広く投資する「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」、低コストでTOPIXに連動する「eMAXIS Slim国内株式(TOPIX)」の3つとなりました。

毎月の積立額は「楽天・全米株式インデックス・ファンド 」に2万円、「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」に1万円、残った積立枠である3333円はリターンの比較をするために「eMAXIS Slim国内株式(TOPIX)」に振り分けています。

6ヶ月間の運用実績は以下の通りです。現時点では米国の株式市場への投資が最も高いリターン(4.6%)となっており、国内の株式市場への投資が最も低いリターン(1.4%)となっています。

運用実績

預金があるなら債券投資は不要

私の「つみたてNISA」では全て株式市場に投資しており、債券には全く投資をしていません。米国の金利が上昇局面に入ってきたと言っても、国内の金利はまだ低い状態が続いており、債券に投資するメリットはまだないと言っていいでしょう。

バランスタイプの投資信託に3万円投資するなら2万円を株式投資信託に投資する方が多くのリターンを期待することができます。なぜならバランスタイプ投資信託の場合は半分近くを値動きの少ない債券に投資しており、実際にリターンを稼ぎ出す株式市場への投資は半分程度に抑えられてしまうからです。

ある程度の預金(現金)があるならば、債券に投資する必要は今のところありません。もう少し金利が上昇してくるまでは株式市場に集中的に投資する方が良いでしょう。

ただし、株式市場には10年間に何度か急落する局面が訪れます。最大で50%程度の評価損を抱える可能性があるこをと前提とした心構えのない人は、値動きがマイルドなバランスタイプの投資信託に投資する方が安心して「つみたてNISA」を継続することができるでしょう。

まとめ

2018年の株式市場は積立投資のメリットを発揮しやすい状況になっています。まだ「つみたてNISA」をスタートしていない人はなるべく早い段階で運用をスタートすることをオススメします。

「つみたてNISA」のメリットや運用をスタートするための具体的な方法については以下の記事で詳しく解説しています。

「つみたてNISA」に興味はあるけど、具体的にどのような制度なのか良く知らないという人にむけて、事前の知識がゼロでも3分で「つみたてNISA」の制度を理解してもらい、自身を持って運用をスタートして頂けるように解説してみました。

投資信託選びにお悩みの方は、米国の株式市場に低コストで投資できる「楽天・全米株式インデックス・ファンド」や「iFreeS&P500」、あるいは1本の投資信託で全世界の株式市場に投資できる「「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」、格安の信託報酬で全世界の株式市場に投資できる「eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)」などを中心に考えてみてはいかがでしょう。

「投信ブロガーが選ぶ!ファンド・オブ・ザ・イヤー2017」で1位の座を獲得した「 楽天・全世界株式インデックス・ファンド」の強力なライバルが出現しました。税込みで0.15336%という格安の信託報酬で世界中の株式に投資できる「eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)」が2018年3月19日から売り出されます。